「ファンレター等を受け取る宛先に困っている!でも賃貸の事務所を契約するには費用が心配…」という方はいらっしゃいませんでしょうか?
昨今、事務所に所属しない形で、個人でYouTubeを始めとする動画投稿・閲覧サービスに動画投稿をされる方や、YouTube Live含む動画配信サービスにて、ライブ配信業(ライバー)として活動される方も増えてきました。
さらに、個人でも発信ができるYouTubeやツイキャス、17LIVE、Pocochaなどのプラットフォームが増え、個人で活動するフリータレントの方もいらっしゃいます。
しかし、事務所に所属せずに、個人で動画投稿業、ライブ配信業、フリータレントとして活動する場合には、ファンの方からのファンレター等を送ってもらうための宛先が必要な場合もあります。
ファンレター等の宛先として、ご自宅等の個人的な住所を公開することは、様々な危険も伴います。
そこで、ファンレター等の宛先として活用でき、さらに費用を抑えることも考慮した、いくつかの便利なサービスがありますので当記事にて紹介いたします。
この記事で紹介していること
当記事では、ファンレター等の宛先として活用でき、かつ費用を抑える点も考慮した、いくつかの便利なサービスについて、加えて補足事項、さらには注意点等についても紹介しております。
宛先として活用できるサービスには、それぞれメリットもある反面、注意点(デメリット)もあります。
この記事を読むメリット
ファンレター等の宛先として活用できるサービスについて把握しておくことで、より安心して動画配信業・ライブ配信業・タレント活動をするための、1つのツールとしてお役に立つ可能性があります。
参考までに確認されたい方はご覧になってください。
宛先はバーチャルオフィスか私書箱を活用
なるべく費用を抑えて宛先として活用できるサービスは、郵便物等の転送サービスのあるバーチャルオフィスか、郵便局の郵便私書箱、民間事業者が運営する私書箱が挙げられます。
ファンレター等の宛先として活用できるサービス
- 郵便物等転送サービスありのバーチャルオフィスを活用する
- 郵便局の郵便私書箱を活用する
- 民間事業者が運営する施設私書箱を活用する
上記↑3つの方法がありますが、メリットばかりではなく、それぞれに注意点(デメリット)もありますので、活用する前に把握しておく必要があります。
それぞれの特性を比較した場合の、主な優位性に関しては以下↓の通りです。
バーチャルオフィス | 郵便局の郵便私書箱 | 民間事業者の 私設私書箱 | |
プライバシー保護 (ファンレター等の 宛先としての観点) | ※郵便私書箱で直接受け取る必要があり、郵便私書箱の住所からご自宅等の住所を推測される恐れを考慮 | ※転送の場合 ※私設私書箱で 直接受け取る場合 ※私設私書箱で直接受け取る場合、私書箱の住所からご自宅等の住所を推測される恐れを考慮 | |
料金 | 有料 | 無料 | 有料 |
対応配達物 | ※ただし、ファンレター等の本人確認不要な手紙は基本的に転送可能 | ※郵便物のみに対応(ヤマト運輸・佐川急便は不可) | ※ファンレター等の本人確認不要な手紙は基本的に転送可能 |
宛先のブランディング面 | 一等地など人気のある住所を契約できる場合あり | 郵便私書箱の住所となる | 私設私書箱の住所となる |
利用のしやすさ | 数々のプラン・オプションサービスあり | 郵便物をおおむね毎日受け取る必要があるなど、利用条件がある | 数々のプラン・オプションサービスあり |
転送を介さずに直接私書箱で受け取る際の共通デメリットとしては、受け取る私書箱の住所からご自宅等の住所を推測される恐れがあるという点が考えられます。(私書箱で直接受け取る必要があり、基本的にご自宅近辺の私書箱になると考えられるため)
以下↓にバーチャルオフィス・郵便私書箱・私設私書箱それぞれの概要や、ファンレター等宛先として活用する際のメリット・デメリットの詳細をそれぞれ解説しております。
郵便物転送サービスありのバーチャルオフィス
バーチャルオフィスとは、物理的空間を持たないオフィス形態です。
【参考】バーチャルオフィスの可能性【フリーランサー・ビジネスを守る】
バーチャルオフィスの主な機能として、住所の利用ができるという点が挙げられます。
一口にバーチャルオフィスとは言っても、バーチャルオフィスはネットショップ等のホームページへの住所掲載として活用できるプランや、法人登記としても活用できるプランなど、様々なプラン・サービスがあります。
そしてバーチャルオフィスは、住所の利用のサービスだけではありません。バーチャルオフィスの中には、郵便物転送等サービスのあるプランがあります。
郵便物転送サービスのあるバーチャルオフィスであれば、ファンの方からのファンレター等の宛先用として、バーチャルオフィスの住所を活用することができます。
ファンレター等の宛先として
バーチャルオフィスを活用する際の主なメリット
- 郵便物等転送サービスのあるプランで宛先のプライバシー保護に
- 屋号や雅号(芸名、ペンネーム等)でも受取可能なバーチャルオフィスあり
- 賃貸オフィス・レンタルオフィス等に比べ遥かに安い費用で利用可能
- 一等地など人気・知名度の高い住所である場合が多々あり
- 賃貸オフィスよりも比較的速やかに利用可能な傾向あり
- その他、バーチャルオフィスならではの数々のメリットあり
ファンレター等の宛先として
バーチャルオフィスを活用する際の主な注意点(デメリット)
- 郵便物等転送サービスはプランによって転送頻度の違いがある
- 中には転送できない・受け取りできない郵便物等もある点に注意
- バーチャルオフィスの住所は多数の利用者と共用して使用する点に留意
- 契約前の審査がある⇒場合によっては審査に通らないことも
- 信頼できる運営事業者か要確認(経営・管理体制など総合的に判断)
- 契約前に規約・サービス内容・その他諸々を要確認
宛先としてバーチャルオフィスを使用する際の、メリットとデメリットを以下↓に解説しております。
バーチャルオフィスを宛先に活用する際のメリット
ファンレター等の宛先として、バーチャルオフィスを活用する主なメリットは以下↓の通りになります。
ファンレター等の宛先として
バーチャルオフィスを活用する際の主なメリット
- 郵便物等転送サービスのあるプランで宛先のプライバシー保護に
- 屋号や雅号(芸名、ペンネーム等)でも受取可能なバーチャルオフィスあり
- 賃貸オフィス・レンタルオフィス等に比べ遥かに安い費用で利用可能
- 一等地など人気・知名度の高い住所である場合が多々あり
- 賃貸オフィスよりも比較的速やかに利用可能な傾向あり
- その他、バーチャルオフィスならではの数々のメリットあり
以下↓にそれぞれ解説しております。
郵便物等転送サービスのあるプランで宛先のプライバシー保護に
バーチャルオフィスは、住所の利用だけにとどまらず、プラン等によっては郵便物等転送サービスがある場合もあります。
例えば、バーチャルオフィスを運営していますGMOオフィスサポートでは、以下↓のプランが郵便物転送サービスに対応しています。
GMOオフィスサポート
の月額料金プラン例・サービス例
料金プラン | 月1転送プラン | 隔週転送プラン | 週1転送プラン |
月額料金(税込) | 1,650円/月 | 2,200円/月 | 2,750円/月 |
保証料金 | 0円 | 0円 | 0円 |
郵便物転送頻度 | 月に1回 | 隔週 (2週間に1回) | 週に1回 |
簡易書留受け取り | |||
郵便物転送 | |||
LINEで 郵便物通知 | |||
写真でお知らせ (税込) | 1,100円/月 | 1,100円/月 | 1,100円/月 |
即時転送 (税込) | 550円/月 | 550円/月 | 550円/月 |
料金プラン・サービス例
※2023年2月5日時点の情報となります。
※時間の経過とともに情報が古くなる可能性があります。
サービスの詳細は公式ページにてご確認をお願いいたします。
GMOオフィスサポート
公式サイトURL
https://www.gmo-office.com/
バーチャルオフィスの郵便物等転送サービスを活用することにより、バーチャルオフィスの契約住所をファンレター等の宛先として公開することができます。
バーチャルオフィスの郵便物等転送サービスでは、バーチャルオフィスの契約住所に送られたファンレター等を、ご自宅まで転送してもらうことが可能です。
よって、ファンレター等の宛先としてご自宅のご住所を公開する必要がなく、ご自身のプライバシーを守ることにつながります。
屋号や雅号(芸名、ペンネーム等)でも受取可能なバーチャルオフィスあり
YouTuber等の動画配信業、ライバー(ライブ配信業)、フリータレント等の方の中には、屋号や雅号(芸名・ペンネーム等)で活動されている方も多いと推測されます。
バーチャルオフィスの郵便物等転送サービスでは、屋号や雅号(芸名・ペンネーム等)でも受け取りが可能な運営会社もあります。
例として、GMOオフィスサポートでは公式サイト内に以下↓の記載があります。
Q 屋号や雅号(芸名、ペンネーム等)で郵便物は受け取れますか?
A 受け取り可能です。
■これからお申込みのお客様
お申込み時に情報入力画面(屋号欄)にご入力ください。■すでにご利用いただいているお客様
【参考】よくあるご質問 _ GMOオフィスサポート
ご希望の場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
https://www.gmo-office.com/faq/
(最終確認日:2023年2月20日)
屋号や雅号(芸名・ペンネーム等)で受け取りが可能かどうか、記載が見当たらない場合には、念のためバーチャルオフィス運営会社に確認しておくことがよいでしょう。
ファンレター等を屋号や雅号(芸名・ペンネーム等)で受け取り可能なバーチャルオフィスがあるという点も、メリットの1つとして挙げられます。
賃貸オフィス・レンタルオフィス等に比べ遥かに安い費用で利用可能
バーチャルオフィスの利用料金は、賃貸オフィス・レンタルオフィス・シェアオフィスよりも遥かに費用を抑えて利用することが可能です。
バーチャルオフィス | 賃貸オフィス | レンタルオフィス | シェアオフィス | |
概算月額料金 | 数千円前後~ | 数万円~ | 数万円~ | 数万円前後~ |
※オフィスの月額料金は、立地条件等により異なりますので一概には言えません。ですが、バーチャルオフィスは物理的空間を持たないオフィス形態であるため、オフィスの中でも最も月額費用がお安いということが言えます。
個人で活動をされる場合、事務所に所属する場合とは違い、費用(コスト)面に関しては基本的に個人で管理しなければなりません。そのため、費用(コスト)面はなるべく抑えるに越したことはありません。
バーチャルオフィスのメリットの1つとして、賃貸オフィスやレンタルオフィス・シェアオフィスといった数あるオフィス形態の中でも、費用を抑えて利用することが可能であるという点が挙げられます。
人気・知名度ある住所が案内されている場合も⇒ブランディング面に寄与
バーチャルオフィスの住所は、高級ビジネス街・一等地など人気・知名度のある住所の契約申し込みができる場合が多々あります。
人気・知名度のあるエリアなどをファンレター等の宛先とすることで、ブランディング面の向上も期待できる可能性があります。
人気の繁華街エリア・土地の価格が高く、商業地として圧倒的な知名度のあるエリアなどは、おしゃれな街、都会的な街、高級感のある街、といった好印象を持っている方もたくさんいらっしゃると推測されます。
銀座は洗練された大人な街、表参道は女性から高評価…などそれぞれに異なるイメージを持たれていることが分かりました。
【参考】イメージから捉える東京メトロエリアの多様な顔とは ~東京の街のイメージ調査~ コラム詳細メトロアドエージェンシー
https://www.metro-ad.co.jp/column/detail/id_294.html
(最終閲覧日:2023年2月1日)
バーチャルオフィスの契約申し込み可能な住所は、高い人気・知名度のある住所である場合が多々あります。
例えば、バーチャルオフィスを運営していますGMOオフィスサポートでは、渋谷・新宿・銀座・青山などをはじめとすする、人気エリアのオフィスビルの住所に契約申し込みが可能です。
GMOオフィスサポート
バーチャルオフィスの一部例
渋谷 | 新宿 | 銀座 | 青山 |
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目3番13号 西新宿水間ビル2F | 〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目12番4号 N&EBLD.6F | 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1番36号 青山丸竹ビル6F |
駅歩:渋谷駅3分 | 駅歩:新宿駅8分 | 駅歩:東銀座駅2分 | 駅歩:外苑前駅3分 |
バーチャルオフィスを利用することで、賃貸物件等で発生するオフィスコストを抑えることができ、また都心部一等地の住所を利用することによる企業イメージの向上にもつながります。
【参考】バーチャルオフィスサービス「GMOオフィスサポート」、2023年1月18日より新たに福岡・天神の住所提供を開始!|GMOフィナンシャルホールディングス株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000541.000030257.html
(最終閲覧日:2023年1月31日)
高い人気・知名度のある住所を宛先とすることで、ブランディングの向上に寄与する可能性も期待できます。
バーチャルオフィスは賃貸オフィスよりも速やかに利用可能な傾向あり
バーチャルオフィスは、従来の賃貸オフィスと比較して、比較的速やかに利用が可能となる傾向にあります。
ファンレター等の宛先としてバーチャルオフィスを活用する際には、なるべく早く利用できるに越したことはありません。
賃貸契約を交わす賃貸オフィスの場合の主な流れは、希望条件の確認と準備⇒不動産会社にてオフィス選び⇒オフィスの内見⇒入居申し込み⇒審査⇒内装工事⇒入居可能といった流れになります。
対して利用契約を交わすバーチャルオフィスの基本的な契約までの流れは、希望条件の確認と準備⇒ホームページで希望物件選び⇒利用料金決済⇒本人確認・審査⇒利用開始といった流れになります。
バーチャルオフィスと賃貸オフィス
利用・入居可能までの過程の一例
バーチャルオフィス | 賃貸オフィス |
1.希望条件の確認と準備 | 1.希望条件の確認と準備 |
2.ホームページにて希望物件選び | 2.賃貸オフィス検索サイト or 不動産会社にてオフィス選び |
3.利用料金決済 | 3.オフィスの内見 |
4.本人確認・審査 | 4.入居申し込み |
5.利用開始 | 5.審査 |
6.内装工事 | |
7.入居可能 |
上記↑表からも、バーチャルオフィスは利用開始までの過程が賃貸オフィスよりも少ないことが分かります。
過程が少ない分、利用可能までにかかる時間も短いため、バーチャルオフィスは賃貸オフィスよりも比較的速やかに利用することが可能です。
その他、バーチャルオフィスならではの数々のメリットあり
バーチャルオフィスは、費用面や郵便物転送サービス以外にも様々なメリットがあります。
バーチャルオフィス その他数々のメリット
- 貸しコワーキングスペース・会議室サービスがある事も
- プランによっては法人登記可能な場合あり(起業にも◎)
- 銀行口座開設の申し込みサポートがある場合も
- バーチャルオフィスは貸し電話番号サービスがある事も
- その他、バーチャルオフィスによっては契約者の助けになる様々なサービスあり
バーチャルオフィスの、その他メリットの詳細については、当サイト別記事にて解説しております。
【参考】【超入門】バーチャルオフィスのメリット10選を解説!【費用対効果◎】
参考までに確認されたい方はこちら↑のリンクからご覧ください。
バーチャルオフィスを活用する際の注意点(デメリット)
ファンレター等の宛先としてバーチャルオフィスを活用する場合には、上記「バーチャルオフィスを宛先に活用する際のメリット」の項で紹介しましたように、数々のメリットがあります。
ですが、メリットあるバーチャルオフィスにも注意点(デメリット)もあると考えます。バーチャルオフィスを活用する際には、注意点(デメリット)も把握しておくことで、より満足いくバーチャルオフィスが見つかる可能性が広がります。
ファンレター等の宛先としてバーチャルオフィスを活用する際の注意点(デメリット)は以下↓の通りです。
ファンレター等の宛先として
バーチャルオフィスを活用する際の主な注意点(デメリット)
- 契約プランによっては郵便物等転送サービスの有無・頻度の違いがある
- 中には転送できない・受け取りできない郵便物等もある点に注意
- バーチャルオフィスの住所は多数の利用者と共用して使用する点に留意
- 契約前の審査がある⇒場合によっては審査に通らないことも
- 信頼できる運営事業者か要確認(経営・管理体制など総合的に判断)
- 契約前に規約・サービス内容・その他諸々を要確認
以下↓にバーチャルオフィスを宛先として活用する際のデメリットをそれぞれ解説しております。
契約プランによっては郵便物等転送サービスの有無・頻度の違いがある
バーチャルオフィスには様々な契約プランがあります。契約プランによって、郵便物等転送サービスの有無や、郵便物等転送サービスの転送頻度に違いがあるという点に注意しておく必要があります。
例えば、バーチャルオフィスを運営していますGMOオフィスサポートでは、転送なし・月に1回の転送・隔週(2週間に1回)・週に1回といった契約プランがあります。
GMOオフィスサポート
郵便物転送サービス・料金プラン例
料金プラン | 転送無しプラン (郵便物転送なし、法人登記不可) | 月1転送プラン | 隔週転送プラン | 週1転送プラン |
月額料金(税込) | 660円/月 | 1,650円/月 | 2,200円/月 | 2,750円/月 |
保証料金 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
郵便物転送頻度 | 転送なし | 月に1回 | 隔週 (2週間に1回) | 週に1回 |
料金プラン・サービス例
※2023年2月5日時点の情報となります。
※時間の経過とともに情報が古くなる可能性があります。
サービスの詳細は公式ページにてご確認をお願いいたします。
GMOオフィスサポート
公式サイトURL
https://www.gmo-office.com/
バーチャルオフィスは、全ての契約プランに郵便物等転送サービスがあるという訳ではなく、加えて転送頻度も契約プランによって異なる場合があります。
ですので、バーチャルオフィスを契約する際には、郵便物等転送サービスの有無や、転送頻度についてもよく確認しておく必要があります。
中には転送できない・受け取りできない郵便物等もある点に注意
郵便局の郵便私書箱は、郵便物以外の配達物(ヤマト運輸・佐川急便など)は対応していません。
バーチャルオフィスにも、対応していない郵便物等がある点に注意しておく必要があります。
バーチャルオフィス運営会社にて、主な受け取り・転送できない郵便物等の例としましては以下↓の通りになります。※バーチャルオフィス運営会社によって、受け取り・転送できない郵便物等は異なる場合がありますので、詳細はご契約するバーチャルオフィス運営会社にてご確認をお願いいたします。
バーチャルオフィス運営会社にて
転送できない・受け取りができない配達物の主な例
- 受け取りに際して免許証等の提示が必要なもの
- 生もの・クール便・チルド便など保管が難しいもの
- 現金書留・郵便為替を含む現金類
- 植物や生き物
- ご本人様でないと受け取りができないもの
- バーチャルオフィス運営事業者にて定められた大きさ・重さの範囲外である場合
- バーチャルオフィス運営事業者にて転送・受け取りが困難と判断するもの など
バーチャルオフィスを活用する際は、受け取り・転送ができない郵便物等をよく確認しておく必要があります。
ですが、本人確認が必要なものや現金書留等ではない、ファンレター含む手紙のみの場合は、基本的には受け取り・転送は可能であると言えます。
バーチャルオフィスの住所は多数の利用者と共用して使用する点に留意
バーチャルオフィスの契約住所は、多数の利用者と共用して使用するという点に留意しておく必要があります。
複数の企業が入居しているオフィスビルがありますように、バーチャルオフィスの契約住所も、他の利用者と共用して使用するという形となります。
そのため、バーチャルオフィスの住所は、ある契約事業者が公開している住所と自身の事業用として公開する住所が同一であるということが起こり得ます。
ファンレター等の宛先としてバーチャルオフィスを契約する方に加えて、起業・法人登記としてバーチャルオフィスを契約する方など、様々な方が審査に通りバーチャルオフィスを使用しています。
ですので、もしバーチャルオフィスを契約する際には、他の契約者の迷惑にならないよう、公序良俗・規約に反しないバーチャルオフィスの運用をすることも重要です。
契約前の審査がある⇒場合によっては審査に通らないことも
バーチャルオフィスは、誰でも契約できるという訳ではありません。法律に基づく適正な審査があります。
賃貸オフィスでも入居審査が行われますように、バーチャルオフィス運営事業者も、犯罪収益移転防止法に基づく適切な審査を行わなければなりません。
【犯罪収益移転防止法参考】犯罪収益移転防止法関係(METI_経済産業省)
そのため、もし万が一審査の無いバーチャルオフィスがあった際には要注意です。法の遵守がされていないということですので、運営者は罰則の対象となります。
バーチャルオフィスは、上記「バーチャルオフィスの住所は多数の利用者と共用して使用する点に留意」の項で紹介しましたように、多数の利用者がバーチャルオフィスを使用します。
バーチャルオフィスの契約住所にて、公序良俗に反する行為や、違法な行為等が行われないように、バーチャルオフィスの契約前に法律に基づく審査が設けられています。
ですので、バーチャルオフィスを契約する際に適正な審査があるバーチャルオフィス運営会社は、利用者にとっても安心につながるということにもなります。
バーチャルオフィスの審査については、当サイト別記事にて解説しております。
【参考】バーチャルオフィスの審査とは?【審査に通らない5つの例】厳格な審査プロセス
参考までに確認されたい方はこちら↑のリンクからご覧ください。
もし契約前にバーチャルオフィスの住所で違法行為等が行われていないか不安な際は、バーチャルオフィスの住所をGoogle等で検索してみる方法もあります。
違法行為が行われた住所の場合、検索結果に表示される場合もあります。現在はインターネット上で情報を収集することができます。Google等の検索エンジンにて、「住所 犯罪」などのキーワードで検索することで犯罪履歴のある住所が検索結果に表示される場合があるかもしれません。
信頼できる運営事業者か要確認(経営・管理体制など総合的に判断)
ファンレター等の宛先としてバーチャルオフィスを契約する際には、バーチャルオフィス運営事業者が信頼できる事業者であるかも重要です。
中にはオーナーに無許可で住所貸しを行っている事業者もあるかもしれません。もし魅力的な契約内容であったとしても、こういった事業者との契約はトラブルが起こる懸念がありますので、契約者にとってよくありません。
ですので、バーチャルオフィスを契約する際は、経営・管理体制などを総合的に判断して、信頼できる事業者であるか慎重に検討する必要があります。
信頼できる判断ポイントの例としては、上記「契約前の審査がある⇒場合によっては審査に通らないことも」の項で紹介しましたように、適正な審査が設けられているかという点に加え、上場企業であるかという点も挙げられます。
- 上場している企業であるか
- バーチャルオフィス運営事業者が上場企業であるかという点も信頼できる判断基準の1つとして挙げられます。
上場するには、情報開示が適切か・コーポレートガバナンス・内部管理体制の有効性などの審査に合格する必要があるため、上場企業であるという点は信頼できるポイントの1つです。
【上場審査参考】上場審査基準 _ 日本取引所グループ
契約前に規約・サービス内容・その他諸々を要確認
ファンレター等の宛先としてバーチャルオフィスを契約する前に、サービス内容・規約・その他諸々をよく確認しておくことも重要です。
上記「郵便物等転送サービスはプランによって転送頻度の違いがある点に注意」の項で紹介しましたように、バーチャルオフィスのプランによっては郵便物転送サービスが無いプランや、プランによって転送頻度が異なる場合もあります。
加えて、バーチャルオフィスはレンタルオフィス等と同様に、最低利用期間(最低契約期間)や前払い料金が設けられていることが一般的です。最低利用期間(最低契約期間)で発生する料金は、解約申請をした場合でも必ず支払わなければなりません。
最低利用期間(最低契約期間)も、バーチャルオフィス運営事業者によって様々な期間があります。
例えば、GMOオフィスサポートでは12ヶ月の契約期間と、前払い料金が設けられています。
Q 契約期間を教えてください。
A 12ヶ月となります。
よくあるご質問 _ GMOオフィスサポート
https://www.gmo-office.com/faq/?a8=RJ48fJ1ypSELLSs2t3irF4EwaSkKEOwJj3iJiwEohtdypS4JqSlJqu4BL0bDlDUEgtm0Na4GgJ48Hs00000023181001
(最終確認日:2023年1月7日)
お申込み月から起算して12ヶ月契約となりますが、新規ご契約特典として3ヶ月分の基本料金が値引きとなり、初回は9ヶ月分の基本料金の前払いとなります。
【参考】よくあるご質問 _ GMOオフィスサポート
「写真でお知らせ」オプションをお申し込みの場合は、基本料金に加えてオプション料金を12ヶ月分前払いとなります。
日割り計算はありません。初期登録費用やデポジットはございません。
https://www.gmo-office.com/faq/?a8=RJ48fJ1ypSELLSs2t3irF4EwaSkKEOwJj3iJiwEohtdypS4JqSlJqu4BL0bDlDUEgtm0Na4GgJ48Hs00000023181001
(最終確認日:2023年2月2日)
契約前にサービス内容・規約・その他諸々をしっかり確認しておくことで、契約後の不満を無くすることにつながり、ひいては満足いくバーチャルオフィスを契約できることにもつながります。
郵便局の郵便私書箱を活用 ※注意点あり
郵便局に設置されている郵便私書箱を活用する方法もあります。
郵便私書箱は、郵便局に設置されている郵便私書箱に郵便物が投函されます。私書箱に投函された郵便物を、利用者が郵便局の郵便私書箱まで受け取りに行きます。
郵便私書箱のメリットとしましては、「郵便局の郵便私書箱は無料で利用することができる」という点が挙げられます。
ファンレター等の宛先として
郵便私書箱を活用するメリット
- 特別な料金を支払う必要は無く、無料で利用することができる。
郵便私書箱の利用方法等に関しましては、日本郵便株式会社ホームページ内に記載されています。
【参考】郵便局 _ 日本郵便株式会社
パソコンから日本郵便株式会社ホームページにアクセスする場合、日本郵便株式会社ホームページのトップページ右上の「検索」をクリックし、検索窓に「郵便私書箱」と入力して検索しますと、郵便私書箱についての検索結果が表示されます。
(最終確認日:2023年2月1日)
郵便私書箱は無料で利用することができますが、ファンレター等の宛先として利用する場合にはいくつかの注意点(デメリット)もあります。主な注意点(デメリット)は以下↓の通りです。
ファンレター等の宛先として
郵便私書箱を活用する際の主な注意点(デメリット)
- 郵便私書箱の郵便局から、ご自宅等の住所を推測される恐れがある
- バーチャルオフィス契約住所と比較し、ブランディング面で劣る可能性あり
- 転送はできないため、郵便私書箱に直接受け取りに行く必要がある
- 郵便物のみしか対応していない(ヤマト運輸・佐川急便等は不可)
- 全ての郵便局に郵便私書箱が設置されているわけではない
- 郵便私書箱に空きがない場合は利用できない
- 郵便私書箱の利用には、おおむね毎日郵便物を受け取る必要がある
ファンレター等の宛先として郵便私書箱を利用する際の最も大きなデメリットは、郵便私書箱先の郵便局から、ご自宅の住所を推測される恐れがあるという点だと考えます。
郵便私書箱は直接郵便局まで受け取りに行く必要があります。私書箱にて直接受け取らなければなりませんので、基本的にご自宅近辺の郵便局で受け取りになるかと考えられます。
そのため、郵便私書箱とした宛先から、ご自宅等の住所を推測される恐れも無いとは言い切れません。
加えて、郵便局の郵便私書箱を利用する際には、下記↓の条件を満たしている必要があることが、日本郵便株式会社の公式ホームページ内に記載されています。
A.ご利用に関してはいくつかの条件があります。
主な条件は以下のとおりです。
- おおむね毎日、郵便物等の配達を受ける方
- 私書箱を六カ月以上使用する方
- 郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方
詳しくは、ご利用を希望される郵便局にお尋ねください。
【参考】私書箱は誰でも利用することができますか? – 日本郵便
https://www.post.japanpost.jp/question/679.html
(最終確認日:2023年1月29日)
以上の注意点(デメリット)を鑑みた場合には、ファンレターの受け取りとして郵便私書箱を利用することには向かないと考えます。
民間事業者が運営する私書箱を活用
ファンレター等の宛先として、民間事業者が運営している私設私書箱を利用する方法もあります。
私書箱は、郵便局だけではなく、民間事業者も運営しています。
郵便局の郵便私書箱の場合、郵便局の配達物しか対応していませんが、民間事業者が行う私設私書箱は、郵便局の郵便物だけでなく、ヤマト運輸や佐川急便等の配達物にも対応している場合があります。
ファンレター等の宛先として、民間事業者が運営する私書箱を活用する際のメリット・デメリットは以下↓の通りになります。
ファンレター等の宛先として
民間事業者が運営する私書箱のメリット
- 郵便局以外の配達物(ヤマト運輸・佐川急便など)も対応していることが多い
- 私書箱からご自宅への転送サービスがある場合がある
- 郵便私書箱やバーチャルオフィスと比較して対応配達物の幅が広い
- 来店不要で、インターネット上から契約申し込み可能な場合もある
- ニックネーム・ビジネスネームでの受取が可能な場合もある
ファンレター等の宛先として
民間事業者運営の私書箱を利用する際の注意点(デメリット)
- 私書箱で直接受け取る場合、私書箱の住所からご自宅等を推測される恐れ
- バーチャルオフィス契約住所と比較して、ブランディング面で劣る可能性
- ご遠方の場合は、念のため転送に対応しているか要確認
- 個人の利用範囲を超える商業的利用は不可の場合あり
- 契約前に規約・サービス内容・その他諸々を要確認
ファンレター等の宛先として、民間事業者運営の私書箱を活用する際には、上記↑のようなメリット・デメリットがあります。
民間事業者運営の私書箱は、転送サービスがある私書箱を
民間事業者運営の私書箱を活用する際は、配達物をご自宅まで転送してもらうことのできる私書箱を契約することがよいと考えます。
理由としまして、上記「郵便局の郵便私書箱を活用 ※注意点あり」の項で紹介しましたように、転送をしない場合には、私書箱にて直接受け取らなければなりませんので、基本的にご自宅近辺の私書箱で受け取りになるかと考えられます。
そのため、私書箱とした宛先から、ご自宅等の住所を推測される恐れも無いとは言い切れないためです。
以下↓に民間事業者が運営する私設私書箱として、私書箱SRSの私書箱WEBサービスについて解説しております。
民間事業者運営の私書箱サービスをご紹介⇒私書箱SRS
私設私書箱サービスを提供する民間事業者の1つとして、私書箱SRSがあります。
私書箱SRSでは、私書箱WEBサービスがあります。私書箱WEBサービスでは、私書箱SRSが運営するセンターに配達された配達物に関する各作業指示(転送等)を・WEB上にて行える便利なサービスです。
\ 私書箱SRS公式サイトはこちら↓ /
私書箱WEBサービスは、2023年2月4日時点では、SRSなんば店、SRS名古屋店、SRS東京赤坂店、SRS東京新宿店の4店舗があります。それぞれ料金等異なる場合がありますので、事前に確認が必要です。
私書箱SRSにおける私書箱WEBサービスの料金の例(商業利用可能のフリープラン・SRSなんば店)としましては以下↓の通りになります。(最終確認日:2023年2月5日)
※詳細は私書箱SRS公式ホームページよりご確認をお願いいたします。
私書箱SRS
SRSなんば店の私書箱WEBサービス
(フリープラン)
入会金 | 1,000円 |
名義利用数 | 1ヶ月 | 半年プラン | 1年プラン |
1名義利用 | 2,980円 | 15,760円 (2,120円お得) | 29,800円 (5,960円お得) |
サービス名 | 1ヶ月 | 半年プラン | 1年プラン |
到着通知サービス (MAIL報告) | 330円 | 1,980円 | 3,960円 |
お荷物種類 | 受取作業料 | 転送作業料(※1) | 保管料 |
普通郵便類 はがき MAIL便 AIR MAIL | 無料 | 330円/回 | 30件以上で330円/週 以降30件毎に330円/週 |
書留便 | 330円/件 | – | 到着日から8日目に330円/件 以降1週間毎に330円/件 |
現金書留便 | 550円/件 | – | 到着日から8日目に330円/件 以降1週間毎に330円/件 |
※1 転送作業は作業1回ごとに対して発生します。お荷物の件数は関係ありません。
以下↓に、私書箱SRSが提供する「私書箱WEBサービス」の特徴(メリット)や注意点(デメリット)をそれぞれ解説しております。
私書箱SRSが提供する私書箱WEBサービスの特徴(メリット)
私書箱SRSの特徴(メリット)は以下↓の通りになります。
私書箱SRSが提供する私書箱WEBサービスの特徴(メリット)
- 私書箱WEBサービスは、配達物の転送に対応しており、私書箱からご遠方の場合でも利用可能
- 商業的利用が可能であるフリープランが提供されている
- ニックネーム・ビジネスネームでの受取が可能
- WEB上の会員画面にて、荷物の転送等の指示が可能
私書箱SRSの私書箱WEBサービスでは、配達物の転送に関しても対応しており、私書箱からご遠方の場合でも利用することができます。
私書箱WEBサービス
会員画面(WEB)を通じて荷物の確認や指示(転送等)をご利用頂けます。
【参考】私書箱WEBサービス | 私書箱 電話代行 私書箱SRS
https://srs-shisyobako.com/web/
(最終確認日:2023年1月29日)
民間事業者が運営する私書箱サービスの中には、個人の利用範囲を超える、ファンレターの送り先利用を含む商業的利用の場合は不可とされていることもあります。
その点、私書箱SRSでは、商業的利用可能であるフリープランも提供されています。
フリープラン(商業的利用可能)
【参考】私書箱 電話代行 私書箱SRS
SOHO、起業、サイドビジネスや同人誌、営業所、出張所、ファンクラブ会員、その他販売商品の発送先や返送先として。 ご契約は個人の方(自営業様含む)でも法人でもご利用可能です。
https://srs-shisyobako.com/
(最終確認日:2023年1月29日)
さらに、私書箱SRSの優れている点としまして、ニックネーム・ビジネスネームでの受取が可能であるという点が挙げられます。
ニックネーム・ビジネスネームでの受取が可能
【参考】私書箱WEBサービス | 私書箱 電話代行 私書箱SRS
WEBサービスは設定した宛名(ご利用名義)での郵便・宅配物の受取が可能です。
ニックネーム・ビジネスネーム・法人名・屋号等
幅広くご利用が頂けます。
https://srs-shisyobako.com/web/
(最終確認日:2023年2月1日)
ですので、もしニックネーム・ビジネスネームにて活動を行っている場合に、私書箱SRSの私書箱WEBサービスでしたら、活動の際に使用しているニックネーム・ビジネスネームを、そのままファンレター等の宛先として使用することが可能です。
加えて、バーチャルオフィスの郵便物等転送サービスと異なる点として、私書箱SRSの私書箱WEBサービスはWEB上の会員画面にて、荷物の転送等の指示が可能という点です。
センターに到着したのお荷物の確認や指示(転送等)をお客様専用の会員画面(WEB)を通じてご利用頂くサービスです。
【参考】私書箱WEBサービス | 私書箱 電話代行 私書箱SRS
会員画面では、到着したお荷物の確認や各作業指示(引取・転送(発送)・破棄)だけでなく、ご利用履歴やご契約内容等の確認も可能です。
https://srs-shisyobako.com/web/
(最終確認日:2023年2月4日)
転送依頼の指示は、営業日の午後3時までの依頼でしたら、原則当日中に対応してもらうことが可能です。ですので、私書箱WEBサービスは、適宜転送の依頼をされたい方におすすめであると言えます。
私書箱SRSが提供する、私書箱WEBサービスの注意点(デメリット)
私書箱SRSが提供する、私書箱WEBサービスの注意点(デメリット)としましては以下↓の通りです。
私書箱SRSが提供する、
私書箱WEBサービスの注意点(デメリット)
- プライベートプランは商業的利用ができない
- 契約前に規約・サービス内容・その他諸々を要確認
私書箱SRSの私書箱WEBサービスの料金プランは、プライベートプランとフリープランがあります。プライベートプランでは、個人の利用範囲で利用することができ、商業的利用は不可とされていますので注意が必要です。
プライベートプランは商業的な利用(サイドビジネスやオークションなどでの 売買)はご利用頂けません。
プライベートプラン契約後、サービスのご利用実態が商業的な利用と判断された 場合は、フリープランへの変更をお願いする事になります。
ご利用名義が法人名義又は屋号・商号名義やサークル名義の場合は フリープランとなります。
ご利用が宣伝的、広告的、団体活動等 の商業的利用(直接的間接的を問わず)の場合は フリープランとなります。
【参考】私書箱WEBサービス ご注意事項 | 私書箱 電話代行 私書箱SRS
https://srs-shisyobako.com/web/notes
(最終確認日:2023年2月3日)
加えて、私書箱SRSの私書箱WEBサービスに申し込みをする際には、私書箱SRSの料金プラン・規約・その他諸々をよく確認しておく必要があります。
例えば、私書箱SRSの私書箱WEBサービスでも、全ての配達物の受け取り・転送に対応しているわけではありません。対応していない配達物として、以下↓のものが公式ページ内に挙げられています。
【参考】私書箱BOXサービス ご注意事項 | 私書箱 電話代行 私書箱SRS
- 生鮮食品類(冷蔵・冷凍が必要なもの)
- 遺体、遺骨、位牌、仏壇
- 危険品(花火、灯油、ガスボンベ、シンナー等、発火性、引火性、揮発性のある物品、毒物及び劇物類)
- 名義の異なるお荷物
- その他、本人受取限定郵便物や特別送達郵便を初めとした受領の際に本人確認(本人の身分証明書)が必要なもの
https://srs-shisyobako.com/box/notes
(最終確認日:2023年1月29日)
契約後の齟齬を無くすためにも、私書箱SRSの私書箱WEBサービスに申し込みをする際には、事前に料金プラン・規約・その他諸々をよく確認しておくことがよいと言えます。
それぞれの特徴を把握して、宛先として活用
ファンレター等の宛先として活用できるサービスには、バーチャルオフィスや、郵便私書箱、私設私書箱があります。
それぞれの特徴や、メリット・デメリットを把握することで、満足いくサービスを利用できる可能性が広まります。
以下↓にバーチャルオフィス、郵便私書箱、私設私書箱(私書箱SRS)の主なメリット・デメリット等を表にまとめておりますので、参考になりましたら幸いです。
※民間事業者が運営する私設私書箱については、私書箱SRSが運営しています私書箱WEBサービスを紹介しております。
ファンレター等の宛先として
活用する際の、それぞれの
主なメリット・デメリット
<—もし見切れている場合、左右にスクロールできます—>
サービス種類 | 主なメリット | 主な注意点 (デメリット) |
郵便物等 転送サービスのある バーチャルオフィス | 郵便物等転送サービス は転送を介するため、 ご自宅ご住所の プライバシー保護に 適している。 一等地など人気・ 知名度のある住所の 契約申し込み可能な 場合が多々あり、 ブランディング面の 向上に寄与する 可能性あり。 ※バーチャルオフィス のメリットの詳細は こちらのリンクから ご確認いただけます。 | 契約するバーチャル オフィス運営会社が 定めるプラン内容・ 規約等をよく確認して おく必要あり。 ※バーチャルオフィスの 注意点(デメリット)の 詳細はこちらのリンク からご確認いただけます。 |
郵便局の 郵便私書箱 | 特別な料金は かからず、 無料で利用することが 可能。 | 転送ができないため、 直接私書箱へ 受け取りに行く 必要がある。 そのため、 受取先私書箱の住所 からご自宅を推測 される恐れあり。 ※郵便局の郵便私書箱 についての注意点 (デメリット)の詳細は こちらのリンクから ご確認いただけます。 |
私書箱SRSの 私書箱 WEBサービス | 配達物の転送に対応 しているため、 ご自宅ご住所の プライバシー保護に 適している。 私書箱WEBサービス では、WEB上の会員画面 で転送等の指示ができる ため、適宜転送依頼が 可能。 ※私書箱SRSの私書箱 WEBサービスについて のメリットの詳細は こちらのリンクから ご確認いただけます。 | バーチャルオフィスの 契約住所と比較し、 私書箱の住所は ブランディング面で 劣る可能性あり。 ※私書箱SRSの 私書箱 WEBサービスについて の注意点(デメリット)の 詳細はこちらのリンクか らご確認いただけます。 |
考察・セールスポイント | |
---|---|
バーチャルオフィス | プライバシーの保護、 ファンレター等宛先 のブランディング面 に優位性あり。 |
郵便局の郵便私書箱 | 無料で利用できるが、 プライバシー面を 慎重に考える際には おすすめできない。 |
私書箱SRSの 私書箱WEBサービス | プライバシーの保護、 適宜WEB上で転送依頼 対応に優位性あり。 |
ご自宅をファンレター等宛先にする危険性
ファンレター等の宛先を、個人やご自宅といったプライベートな住所にする危険性について解説いたします。
仮に、ファンレター等の宛先用として個人・ご自宅のご住所を公開してしまいますと、プライバシーの侵害に関わる被害を被る危険性があります。
実際に、知らない方がご自宅に訪問して来られ、警察沙汰になったニュースも見かけます。
【参考】はじめしゃちょー、3億円豪邸に謎の女性が押しかけ“警察沙汰”に 止むことがないYouTuberのプライバシー問題(リアルサウンド) – Yahoo!ニュース
ですので、プライバシー問題の被害を防ぐためにも、個人・ご自宅のご住所を公開することは避けるべきであると言えます。
さらに、宛先を転送を介さない直接受け取る私書箱とすることは、そこからご自宅のご住所を推測される恐れもあると考えます。
プライバシーを守るというリスク管理の観点から考えますと、直接受け取る私書箱とすることは避ける方がよいということが当記事での見解です。
まとめ⇒プライバシー面を配慮した宛先を
上記「宛先はバーチャルオフィスか私書箱を活用」の項で紹介しましたように、バーチャルオフィス、郵便局の郵便私書箱、民間事業者が運営する私設私書箱を、ファンレター等の宛先として活用する方法があります。
当記事では、転送を介さない郵便局の郵便私書箱はおすすめできないと考えます。転送に対応していないため、基本的にご自宅近辺の郵便局を利用すると考えられます。郵便局の住所からご自宅の住所を推測される恐れもないとは言い切れません。
ですので、よりプライバシー面を重視する際は、転送を介することがより良いと言えます。
郵便物等の転送は、バーチャルオフィス(郵便物等転送サービスが付随しているか契約前に要確認)、民間事業者が運営する私設私書箱(念のため転送サービスがあるか契約前に要確認)が転送に対応している場合があります。
バーチャルオフィス・私書箱ともに、メリットばかりではなく注意点(デメリット)もあります。もしバーチャルオフィスや私書箱を活用する際には、注意点(デメリット)も把握しておくことがよいと考えます。
よろしければ参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございます。